シ ャ ッ タ ー は 開 か ぬ 叩 く な 虎 落 笛

しゃったーは あかぬたたくな もがりぶえ

電線を鳴らし、木戸を叩き、塀を越えて哀しげな声を立てるもがり笛。

シャッター商店街を、一件一件叩きながら通り過ぎてゆくサマが目に浮かび、まるで帰る家のない人間のような気がしてしまうのです。

哀れで切ないことです。

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