ひ た す ら に 永 き 時 か な 落 と し 水

ひたすらに ながきときかな おとしみず

はじめは勢いよく、しだいに穏やかにそしてほそぼそととても長い長い時間をかけて水は落ちていきます。

稲が育ちきって、いざ刈り取りというときに、水は不要になります。

田の隅の仕切りを外して水を抜きます。

落とし水です。

自然災害の多い日本で、ようやくこの日を迎えられたということでしょうか。

すっかり終わるまで、気は抜けないのかもしれません。

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