げんげ道 精一杯の 春を吸う

昔、れんげ畑は子供の格好の遊び場だった。
寝転がったり、首輪を作ったり、花束にしたり、
あのころの私にとっては、ただひとつの息抜き場だったかもしれない。
帰れば、掃除、ご飯の用意、果てしない勉強、なんにもならないのに、
下校の途中のれんげ畑は、私の命の息抜きだった。
どこまでも続く、あの世まで続くはてしない野原だったらいいのに。

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