蟷 螂 の 枯 れ る 我 が 身 を ど う 落 と す

とうろうの かれるわがみを どうおとす

青葉の頃、緑色の子蟷螂から、成長した大蟷螂まで、鎌を振り上げ、闘志満々だったはずなのに、秋の初霜を迎える季節になると、身体はあたりの枯葉同様すっかり茶色に変色しました。
気のせいか、弱気になった感じもします。
かまきり本人はどうなのでしょう。
ある日、気がついたら、枯葉色に変色していた我が身をなんと思うのでしょう。
まもなく死に向かうこと納得したのでしょうか。

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