隠 し 味 あ れ や こ れ や と 木 の 芽 和

かくしあじ あれもこれもと このめあえ

「木の芽」サンショウの芽のこと。

やわらかいサンショウの芽をすり鉢ですり、ミソと砂糖を加えます。

好みによりますが、白味噌のほうが素材が引き立つとも聞きます。

これで、イカやタケノコを和えるのですが、お年寄りはさらに、味見をしながら、なんやかんやとほんのちょっとずつ入れるみたいなのです。

味と香りを楽しむ春ならではの一品として喜ばれる季節料理です。

ことに酒呑みには受けがいいです。

この句も読まれています。

畑を焼き 畦をなめ 空巻き上がり 野焼きの季節が来た。 あまりの火の勢いに、おののくのは毎年のこと。巻き上がる炎は時に激しく、空気を巻き上げるように思われ、もう手を つけられない。あとに残る藁の焼けたにおいが、なつかしい。いつまでも残り、通り過ぎる車の中まで入ってくる。...
槍 (やり) 出 し て ま ず は 様 子 見 蝸 牛 (かたつむり)... 目を出して、やおら四方を見渡して、ひと息ついて、さあ、どっちに行くか かたつむりは何処に行く。 紫陽花の葉の上に居るのは、見たことがない。 たいていは、濡れた煉瓦や石の上。 置きっ放しの植木鉢やバケツの裏か。 まずはひと息ついて見渡すことは大切かも。 あわてて動き出すと、ろくなことはない。 動けば...
免 れ し 水 禍 に 涙 桃 並 ぶ まぬかれし すいかになみだ ももならぶ たいへんな災害が続いたこの夏。 果物の産地は何処も、摘果を前にさんざんなことになりました。 わずかに災いを免れた桃やブドウが店先に並びます。 まだまだ立ち直れない故郷に想いを馳せながら。...
冴 返 る 通 信 簿 1 教 師 逝 く 通信簿に 1 をつけたとき、先生は子どもに言葉をかけなければならないと思う。 何十年も経った同窓会で、「俺、あの先生に、1 つけられた」 酔っていても、笑ってなかった。 今でさえ。 その当時、幼かった貴方がどれほど傷ついたか。 「 1 」をつけて、ぽんと渡せるんだ。 受け取った子どもの気持ちに何の配...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください