花 ミ モ ザ 廃 屋 覆 ひ 空 覆 ひ

はなみもざ はいおくおおい そらおおい

幹線道路をふた角ほど中に入り込むと、狭い狭い道沿いに、もうとっくに人が住んでいないと思われる家がそこここにあります。

決して田舎のことではなく、政令都市とされる街中です。

なんでこんなもったいないことになるのか、固定資産税は払わずにすんでいるのかと、余計なお世話がはたらきます。

住宅地は、決定的に駐車場が足りず、マンションもまた、一戸当たりひとつしかスペースはないようでえ、みんなクルマを停めるのに四苦八苦です。

コインパーキングにでもしてくれたら助かるのにと思ったりもします。

遠いむかし、この家に元気な家族が居て、子どもが学校に通っていた頃植えられたのか、ミモザの花が幹も大きく育ち、黄色い花はまるで天から降り注ぐように、朽ちかけた屋根に覆いかぶさります。

この樹を植えたころ、誰が今の状況を想像したでしょう。

人生は、一寸先さえわからないと思うのです。

この句も読まれています。

秋 刀 魚 焼 く 団 扇(うちわ)七 輪 酢 橘(すだち)酒... 脂ののった秋刀魚は、今は普通グリルで焼くが、子供の頃は外で、七輪を起こさせられて、(命令) 泪を流しながら、風向きを考えながら、団扇を使って火をおこしたものだ。 完全に火がおきたら、煙は出なくなる。 秋刀魚は、ほどよく焼き目がついて、酢橘やカボスをじゅっとしぼって、大根おろしといっしょに食べるものだ...
筑 後 川 挟 み て 御 霊 ( みたま ) へ 大 花 火... わたしが思うに、大昔からあったと言われる大花火・花火大会は、亡くなった人びとが、安らかに極楽浄土に行けるようにとの思いから始まったのではなかろうか。 この世になんの想いも残すことなく亡くなる人は少なかろう。 片付かない心配事を、山のように抱えて、あの世に行くしかなかった大勢の人が、この世の辛いことか...
雛の日に 禍(わざわい)なければ 良しとする... 雛祭り、親は、幸多かれと祈りを込めるのだろう。 わたしの経験では、幸せを願うなど、畏れ多い。 わざわいがなければ、それでじゅうぶん。 あんまり大きなこと、祈願しても…。 できれば健康で、日々粛々と送れれば、それはもう、大きな幸せ、大きな喜び。 よかったらクリックください。励みになります。 ...
芋 天 は 吸 う 息 で 喰 う 目 白 黒 いもてんは すういきでくう めしろくろ 遠いむかし。 まだ母がうちにいたころ、サツマイモの天ぷらの揚げたてを食べるのが楽しみでした。 母は新聞紙に揚げたてのサツマイモをのせ、わたしもまだ熱い出来たてを新聞紙にはさんでフウフウ言いながら食べたものです。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください