ま ず は 花 想 ひ 出 向 か う に 押 し や り て

みんなみんな前をのみ見て歩いているように見えます。
昔のことなどどうでもいいと、語る人もなく、話したところで思い出す人もないと感じます。
人には、つまらないことだからかもしれません。
今は立派なロータリーの出来た駅前で、泥んこの水溜りで遊んだことや、貸本屋のホラー漫画を、毎日3冊立ち読みして、2冊借りて帰ったことやら、休んだ級友に、学校からのプリントや給食のパンなど届け物をするのに、喜んで廻り道やら道草やらしたこと、塀越しにポケットいっぱいグミを盗ったことなど、どうして忘れられるのか、わたしにはわからないのです。
きっと人生が楽しくて、つまらないむかしの小さなことなど忘れて当然なのでしょう。
遠い日のことは、春の日差しの中で吹き抜ける風のようなものかもしれません。
一人くらい、わたしのつまらない思い出を聞いてくれる人はいないものでしょうか。

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