紅 葉 狩 次 の 紅 葉 は 無 き 人 と

もみじ がり つぎのもみじは なきひとと

病気とは、残酷なものです。
医者は、もうこの先一年は無理だと宣告します。
以前は、そんな残酷なことはなかったのです。
患者の心を慮ったことではなく、医療者が自分の保身を考えてのことだと思います。
言葉に充分気を遣いながらのやり取りは、大変なことです。
もうこの時点で、よく知っている貴方と話していることにはならないのです。
ですから、寿命というのは、案外短いものです。
気を遣わないで、馬鹿話ができる間が、寿命なのです。
寂しいことです。

この句も読まれています。

紫陽花や 紫の又 紫の奥 わたしは深い藍紫の紫陽花が好きです。 ありそうでなかなかこれっという色が見つからないものです。 深い深い紫色の紫陽花は、小さめの花瓶にぽくっと首だけさしてもいいものです。...
三 寒 に つ ん の め る ご と 春 が 来 る... さんかんに つんのめるごと はるがくる 三寒四温とは聞きますが、とりあえず朝は毎日寒いと思います。 寒くて寒くて何日も凍える日が続いているのに、突然ぱかっと春が来たというかんじです。 もう多分信用していいのでは。 天気予報はずっと晴れ。...
竹 の秋 五 百 羅 漢 を 日 陰 に し hotoke / Presidente 佐賀の小城に、鍋島の殿様三代を祀った神社があり、覗くだけで、立ち入り禁止なんだけど、その手前におそらくは家来とおぼしき五百羅漢が鎮座しており、年月を経て、ずいぶんと苔むしている。 周囲は広い竹林で、ほとんど一日中日陰である。首をはねられた仏もたくさんいる。 ...
紬解く 静かな綿の 埃あり 古い紬の着物をほどく。洋服にしようと思って。昔の人の丁寧な仕事ぶりが見えて、頭が下がる思いがする。 手縫いだから、一針一針長い時間をかけて仕上げたんだろう。 もったいないけど、そのまま置いてても、更にもったいないから、ほどいた着物を、洗っては干し、洗っては干し、そして生乾きのときアイロンかけて、下準...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください