筆 圧 に 元 気 と み た り 櫟 の 実

ひつあつに げんきとみたり くぬぎのみ

高齢の知り合いから、梨が届きました。
送り状には、しっかりとした文字が、しっかりとした筆圧で書かれてあり、
梨も有難いことながら、「元気でいるんだな」と、ほっとします。
元気で、楽しくしてないと、人に梨など送る気にはならないでしょう。
ありがたいことです。

この句も読まれています。

秋の月 火の見櫓(ひのみやぐら)の あった頃... 最近まで持ちこたえていたのに、取り壊されているのを見て がっかりした。今で言うと、そうたぶん三階だての高さくらいしかなかったような気がする。 役に立たないのは、みんな承知している。 役に立たなくても、遺す選択もあっていい。 街は何処もかしこも工事中。 日々新しく生まれ変わる感じがする。 ついていけな...
凌霄(のうぜん)花 愛でたる人の 七回忌... ノウゼンカズラがきれいって、大好きだった人の七回忌が来る。 ノウゼンカズラの季節に逝った。 花を見るたび、思い出す。...
星月夜 むかしのオトコの 声がする... なんてみっともないことでしょう。 でも人間、自分をよーく観察すれば、そして恥を恐れなければ、だいたいそんなもんだと想うのです。 秋は、人を寂しくさせます。 懐かしい声が聞きたくなったりします。...
天領と 呼ばれる町に 梅雨(あめ)止まず... 天領日田。 森の町。うっそうと繁る木々。 山から引き下ろして、貯木場に、立派な丸太が揃う。 いつ止むとも知れぬ雨が明け方から降り続く。 山はひたひたと潤い、樹々は黙々と育つ。 空は低く、一点の晴れ間もない。...