盆の雨 天涯橋の 袖濡らし

お盆にはあの世の人が帰ってくるという。わたしは宗教とは縁のない人間で、墓参りもしない。てんがい橋なんて、変な名前。天涯孤独な人も、盆には帰ってくるんだろうか。

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鰯 雲 郷 (さと) の 便 り も 遠 く な り... Sky over Tatashina 蓼科で見た空 / urawa 親が死んで、もうどれくらいになる だろうか。寄りつくこともない故郷。 何故か、秋になると故郷を想う。あ の路地や生垣はそのままだろうか。 神社の秋祭りは今も変わらずあるの だろうか。鋭角の曲がり角、床屋の 看板。線路の向こうの、小...
思うより 丈の短し 菖蒲かな 梅雨入り。菖蒲の花が見ごろ。まるで薄い布地を真ん中で集めて絞ったようなみごとな美しさ。花が大きいから、なんかバランスが悪いと思うのはわたしだけか。これがアヤメかカキツバタならいいのです。花があんなに大柄じゃないから。見れば見るほど頭でっかくて、そう思うとそればっか気になって。我ながら美意識がない。...
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初 西 瓜 赤 子 抱 くご と 運 び お り はつすいか あかごだくごと はこびおり 今年初めての西瓜。 植木産。 落としたら終わり。 生まれたての子どもを抱くように、用心して持ち帰ります。...

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