橙 々 の 餅 の 上 な る 危 う さ や

だいだいの もちのうえなる あやうさや

立派なのは、だいだいだけです。
大したお鏡餅ではなく、でこぼこで小さいし、重ねるのもたいへん。
かくしてほとんど二頭身のお鏡の出来上がり。
だいだいは中国から渡来したとされ、珍しいことに、木になった実は、人が採らない限り、2年から3年も木になりっぱなしという。
しかも一度ダイダイ色に色づいたものが、放っておけばまた緑色にもどるというのです。
それが、起死回生の縁起物として、正月に飾られるようになった起因だそうです。

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