朧月夜に千鳥足 ただひとときの くちづけを

春は春、朧月夜も長い日も、あえて春に酔いたいと思う。ふらふらと街にくりだし、また川沿いを歩き、一年に一回くら
い紫色の夢を見てもいいと思う。

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熱燗や 喉通り過ぎ 暫し(しばし)の幸... 熱燗の季節。わたしは、生ぬるいより、熱々が好きです。 喉を熱燗が通り過ぎるとき、しばしの幸せを感じます。 まともなら、幸せなんて、縁のないこと。 ただこの一瞬くらいは、全てを忘れたい。 単純なのかな。でもこれは生きる術。...
道 な り に と は 難 し き 秋 の 風 みちなりに とはむずかしき あきのかぜ地元の人には当たり前のことが、よそ者には大いに迷うことしばしばあります。「道なり」と言われても、同じ道幅の道が現れたり、「まっすぐ」と言われても、これがまっすぐ?という状態に遭遇したり。朝晩は、ほんの少し涼しくなって、セミはツクツクボウシに代わり、ススキの穂もそ...
春惜しむ 紅葉若葉は 自信つけ Maple leaves in summer / Takashi(aes256) 生まれたての蝉の羽のように 濡れたような艶の若葉はもう すっかり生長し、大きな陰を 作るまでになった。緑と言っ ても百を超える色があるだろ う。ひとつ面白いもみじを見 つけた。葉っぱの下に、紅い しべのようなものが下が...
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