朧月夜に千鳥足 ただひとときの くちづけを

春は春、朧月夜も長い日も、あえて春に酔いたいと思う。ふらふらと街にくりだし、また川沿いを歩き、一年に一回くら
い紫色の夢を見てもいいと思う。

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凍 滝 の 裏 の つ ら ら の 雫 か な ときどき通る、ダムに通じる、山道と言うほどではない 春先なら緑あふれる森林浴パワー全開の細い道。 このところのあまりの寒さに、山間の、滝と言えるかどうか それでも普段は一応水の流れ落ちる涼やかな音を立てている小さな滝はつららの結集のように姿を変えた。 すべてが凍りついたわけではなく、裏側の氷柱は完全...
蝉 時 雨 泡 い っ ぱ い に 茶 を 点 つ る... せみしぐれ あわいっぱいに ちゃをたつる 裏千家は泡を立てませんが、表は泡が立つように、空気を巻き込むように茶せんを動かします。 灼熱地獄、ジージーワンワンと蝉はほぼ一日中鳴きわめきます。 セミと張り合うわけではないけれど、限界まで茶せんを回してしまいます。...

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