手繰るよに 赤のまんまの 切なさを

秋の初めのころ、赤まんまとよばれる犬蓼(いぬたで)の花をみると、つらかった幼い日のことを思い出してどうしようもない。小さかった私の思いなど、両親は知らない。今にいたるまで。4さいのこどもの、胸の奥の涙のつぼは、大人とすこしも変わらないのに。

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こんなにも こんなにも寂しい 霙ふる... みぞれは雨と雪の混ざった、冷たくてうら寂しいものです。 雪やあられとはちがって、人を落ち込ませる力をもってます。 弱ってるときにみぞれに降られたひには、もう死にたくなったりします。...
ずれずれの 福笑いままの 顔のあり わたしは妹と仲がとても悪い。 小さい頃から要領のいい妹と、空気の読めないわたしは仲良くできなかった。 まま母に、わたしをチクることで、身の安全を確保した 妹を、わたしは今になっても許すことができない。 おそろしく目の離れた顔をしていた。ほとんど耳の上。 身長のわりに、肩幅が広かったが、顔のでかさはそ...
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断 層 の 亀 裂 は よ け て 春 田 畦 だんそうの きれつはよけて はるたあぜ 震度7が二度続いたと言われる熊本地震。 見る影もなかった町も田畑も、果樹園もゆっくりとではありながら、努力によって少しずつ立ち直り、今年は順調な田植えの準備にこぎつけたところも多いそうです。 地震は断層をくっきりと現し、亀裂や段差はそのままに、あぜを切り...

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