延 々 と 米 研 ぐ 夢 や 時 雨 る る 夜

えんえんと こめとぐゆめや しぐるるよ

わたしは、一年中どんな天候でも、ほんの少し窓を開けて寝る癖があります。
閉め切っていると息が詰まる気がするのです。
そのせいで、外の音がよく聞こえるからかもしれません。
米を研ぐ音、時雨の音。
夢はよくみます。
とくに悪夢というものはありません。
ほとんどは、どうでもいいつまらないものです。
日常の瑣末なことに追われているうちに、だいじな秋は終わってしまい、もうすっかり冬です。

この句も読まれています。

カ ラ ン よ り ぽ た ぽ た 落 つ る 文 化 の 日... からんより ぽたぽたおちる ぶんかのひ 水道の蛇口のパッキンがゆるくなったのか、締めても水が落ちることがあります。 ステンレスの流しに、音が響き、気になり出すと、特に大きく聞こえ出し、まったくイヤになります。 文化の日、由来もイミも考えたことはなく、たぶん日本文化に思いを寄せ、大切にしていきま...
玄関に 松の息吹く 淑気(しゅくき)かな... 淑気とは、なごやかでおめでたい空気のことらしい。 松は手がかかる、お金がかかると、この頃では 庭木に見ることが少ない感があるが、手入れの行き届いた 大きな松が玄関に枝振り良く配されているのはいい。 特に新年には、空気がしゃきっとなる気持ちがする。...
原 爆 忌 そ の 寸 前 の 普 通 の 日 げんばくき そのすんぜんの ふつうのひ ヒロシマ、そして長崎。 8月6日、9日のその瞬間まで、戦時中とはいえ日常の生活が営まれていたはず。 弁当を持たせ、行ってきますと言い、学校や徴用された工場へ当たり前に出かけ、当たり前に送り出し。 いたずらか、運命か、多くの人が亡くなるなか、いのちを得た人もい...
秋 の 陽 や 藤 椅 子 飴 色 遠 き 山 あきのひや とういすあめいろ とおきやま 長かったそして、とても暑かった夏が過ぎ、縁側に置いていた藤のイスは、いつの間にか日焼けして色を変え、空気が澄んできたのか、気温が下がったからそんな気がするのか、遠くの山々はくっきりとその輪郭をあらわします。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください