山 藤 や 勝 手 気 儘 ( きまま ) の 深 紫 ( こむらさき )

まるで矯正されたように、整然と花房が垂れて美しいと賞賛される庭園の藤とはちがい、山の藤は、どこへ伸びようが勝手気まま。時期も少し遅いよう。花も小ぶりながら、色は深い。朝倉の方に、高速を通りながら、ときおり元気な山藤を見る。来年も再来年も、このままであれ。

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大 枯 野 こ の 静 か な る さ ざ め き に... 芒も枯れ、筑後川の支流の川岸に威勢よく茂っていたヨシの葉もすっかり冬の装いとなった。 少しの風で、広い広い原っぱがざわつく。 静かといえば静か。 空も地も、川もさして音もたてず、一面の枯野は何も考えずに眺めるのがいい。 遠くの鉄橋を渡る貨車の音が、静けさを邪魔するでもなくわずかに耳に届く。...
疲れきて 銀杏落葉の 雨を踏む k体の芯まで疲労していると実感する瞬間がある。買い物にも寄れない。雨の銀杏落葉を踏み踏み帰路につく。晴れていれば、金色に輝く銀杏の落葉が雨に沈んでいる。もったいないこと。...
長閑さの どれほど持つか 恐る恐る... このところ静かな日々が続いている。 職場の部署が変わった。でも悪くはない。 体調も悪くはない。はじめは少し心臓が重くなった気がしたり、いろいろあったが、 落ち着いた。 気になることはいろいろあるが、いまのところ悪い沙汰もない。 どうか明日も続きますように。 どうかなんとか続きますように。...
ち ち ろ 鳴 く 誰 も 恨 む な 信 ず る な... ちちろなく だれもうらむな しんじるな ちちろは、コオロギのことです。 秋のはじめの頃、夕暮れから夜中まできれいな寂しい声で鳴きます。 合唱ではありません。 一匹です。 これは、海援隊のパクリであります。 タイトルは忘れたけれど、 「道玄坂からひとくだり。誰も恨むな信じるな」 有名になる前、ローカ...

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