大 口 を 開 け て 目 薬 春 隣

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D02_2653 / hisashi_0822

日差しが明るくなって、ときおり春の気配です。目薬さしは大仕事で、特に苦手なひとは悪戦苦闘です。時間と手間と、100年の恋も一度に冷めるようなお顔のわりには、ほとんど入ってないのが現状です。これから花粉症の季節です。あたしは、遠いむかし、電車の中で、女優かと見紛うほどの美しい人が、鼻と鼻の下と、つぶらな瞳を真っ赤に腫らしているのを見て、死ぬほど喜んだことがあります。神さまは平等だと。美人には花粉症。でも考えたら、鼻ずるずるでも、泣きはらしたような目をしていても、やっぱ美人は美人だった。

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