大 口 を 開 け て 目 薬 春 隣

D02_2653
D02_2653 / hisashi_0822

日差しが明るくなって、ときおり春の気配です。目薬さしは大仕事で、特に苦手なひとは悪戦苦闘です。時間と手間と、100年の恋も一度に冷めるようなお顔のわりには、ほとんど入ってないのが現状です。これから花粉症の季節です。あたしは、遠いむかし、電車の中で、女優かと見紛うほどの美しい人が、鼻と鼻の下と、つぶらな瞳を真っ赤に腫らしているのを見て、死ぬほど喜んだことがあります。神さまは平等だと。美人には花粉症。でも考えたら、鼻ずるずるでも、泣きはらしたような目をしていても、やっぱ美人は美人だった。

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頑 張 り に 諦 め 少 し 合 歓 の 花 がんばりに あきらめすこし ねむのはな がむしゃらとか、何がなんでもという拳を突き上げるような気合いとは縁を切りました。 年齢のせいもあるのでしょう。 自分というものが見えてきた感があります。 やれば出来るなんて言葉はまやかしです。 人にはそれぞれ持って生まれた性格や能力があります。 そこを見据え...
寄 る 辺 無 き 身 の 置 き ど こ ろ 貝 風 鈴... よるべなき みのおきどころ かいふうりん 貝風鈴、貝殻で作った風鈴のことです。 世間には、ビードロや、鉄製の立派な風鈴があふれる中、何よりももろく儚げな風情です。 風が吹けば、からからと音はするのですが、涼やかな音とは程遠く、乾いた音がします。 他に行きようがない、これしか道がない、そんな感じです...
待 ち 人 は 来 ず と 悟 れ り 春 う ら ら... まちびとは こずとさとれり はるうらら おみくじ、めったにないことだけど、大吉を引くと、「待人来たる」とあります。 どんな種類のまちびとか、人それぞれだけれど、こと恋愛に関しては、来ないと言い切っていいと思います。 一度離れたオトコのこころ、二度と戻るはずもないのです。 余計なことをして、さ...
潮 騒 を 捉 へ ( とらえ ) あ ぐ ね て 秋 日 傘... 秋を感じたら、行きたいところ。 海、海風を受けたい。 潮の匂い。 神社。 祭りの最中はNG。 準備中の気の張ったところ、より、祭りが終わって、潮が引くように人が去ったあと。 考えてみたら!全部水のあるところ。 湖でも、川でも、もっと上流のせせらぎならもっと素敵だろう。 今を逃したら、捉え損なう貴重な...