冬 薔 薇 あ し た の 空 を 疑 は ず

ふゆそうび あしたのそらを うたがわず

なにもこの寒空の下、開きかけた花びらは、何日もそのまま凍ったように、さらに縁取りのように白い雪がその形をなぞっている朝もあるというのに。

春になれば、プリンセスのドレスのような仲間が競って咲き出すというのに。

かたくなで、生真面目な、冬のバラがわたしは好きです。

あしたを信じて疑わない姿に力をもらう気もします。

この句も読まれています。

白魚の 断末魔聞く 春隣 優雅に泳いでいる、白魚を酢醤油につけて食す。 必死で暴れるから、あわてて一気に口に入れる。 もう、春はそこまで来ていることを実感する。 よかったらクリックください。励みになります。 ...
松 の 芯 手 入 れ 怠 る 松 に な お まつのしん ていれおこたる まつになお 晩春、松の枝先にはロウソクを立てたような新芽が 伸びます。 それを「若松」「松の芯」などとよぶらしい。 松と呼ばれる樹々は二百種もあるらしく、日頃目にするのは、黒松、赤松、五葉松。 とりわけ黒松は、まっすぐに天を指すように伸びた芯が目立ち、すがすがしい...
月 の 船 採 果 終 は る を 労 ふ て つきふね さいかおわるを ねぎろうて 陰暦八月三日の月。 弦月のことです。 半月が、弓に弦を張ったように見えることから、この名が付いたそうです。 暑い夏、そして大きな災害、たくさんの作業を乗り越えてきた人も一樹に多くの果実を抱えた樹々もさぞやたいへんだったと思います。...
身 を 隠 す 術 (すべ) 無 し 花 の 野 分 (のわけ) 前... Wild Flowers 野草的花 / HK James Ho 襲い来る風雨に、隠れることもできず ただ野晒しで、耐えて立派。雑草なれ ど立派。嵐も我慢してれば、必ず過ぎ る。只中にいるときは、永遠に続くよ うにしか思えないけど。変わる。変わ る。昨日と同じということはないこと に、通り過ぎてしば...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です