冬 耕 や 絵 画 の ご と き 暮 色 か な

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DSC00181- / misawakatsutoshi

山の迫る、狭い土地を耕す人がいる。列車の窓から、まず空が広がり、山が迫り、もうまもなく日が暮れるというのに、鍬を持ってひとり農作業。絵になると言えば、失礼にあたる。人生とは、こうやって行くものかもしれない。

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畦の間を 秋の水行く 冷たく細く 田んぼの畦の間の細い細い用水路に、川の水が引き込まれます。 秋の水です。 冷たい水です。 細く細く、でも勢いはあるのです。ちょろちょろでも、しっかりと水量と水勢はあるのです。 頑張っているのです。...
障子貼る ひと枠だけを 張り替える... 障子が破れているのは、うら寂しい。 黄色に変色しているのも。 張り替える気力がない。 とりあえず敗れたとこだけ、張り替える。 色がちがって、おかしい。 敗れっぱなしよりましか。...
我南天 誰にわかるぞ やさしさの 南天は、昔からどこの家にもあって、花が咲いても、 実がなっても、だれも気に留めない、そこにあって 当たり前。 あたしも、結構優しいとこもあるのに、誰も気が つかない。 そこにいるとも、気がつかない。 変わった子、陰気な子、なんでだろう。 身近な人ほど、気がつかない、評価が低い。 だれも気がつかない。...
薄暮かな ジンジャーの香の 濃く薄く... 庭の片隅のジンジャー、葉が茂って、一年中ほとんど忘れているが、真っ白な大きめの花を咲かせ、いい香りがそこここに広がる。大柄なのに、すがすがしい。...

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