万 緑 の 雫 も た ら せ 棚 田 ま で

ばんりょくの しずくもたらせ たなだまで

ダムに水が少ないと聞けば、いちばんに心配になるのは、棚田の田植えと苗の成長でしょう。
大規模な機械が入らないから、すべて手植えで植えたものです。
雨が降って、充分に潤いますように。
これ以上仕事が増えませんように。
この夏の暑さはひとしおだと聞きますから。

この句も読まれています。

沼田まほかる 作家。 「九月が永遠に続けば」「アミダサマ」「ユリゴゴロ」。 「ユリゴゴロ」というのは、サイコパスというものを扱っているのだろうか。生まれでも、生い立ちでもないとんでもない性(さが)をもつニンゲンが、一億人のうちに、幾人かは存在するのだろう。 ひとは、その都度親を叩き、成育歴を検証するが、そんな...
雁の寺 逃れられない 定めあり 水上勉 【 雁の寺】 昭和44年発行のこの文庫本を、もう茶色になって読みにくいこの本を、わたしはこの季節になると読み返す。人は降ろすことのできない荷物を背負って生まれるのだろうか。 与えられた環境で生きる術を探しながら、なんとか頑張るのだろうか。そうでもない人の多いこと。あしたも秋の雨が降るだろ...
青 葉 潮 日 向 の 沖 を 盛 り 上 ぐ る... あおばじお ひゅうがのおきを もりあぐる 列島の南、日向沖から土佐沖を北上する暖流は黒潮と呼ばれます。 その五月の頃の太平洋岸の潮の流れを漁師のあいだでは青葉潮と呼ぶそうです。 豊漁とくにカツオの豊漁をもたらすといいます。 太平洋の海は碧であり、群青色です。 どこまでも豊かで深いのです。...
豆 撒 き の 勢 い 邪 鬼 の お ろ お ろ す... まめまきの いきおいじゃきの おろおろす 小学校のとき、講堂で節分の豆撒きがありました。 大豆だったと思います。 わーっと豆を撒き、みんなで拾って食べました。 上靴で踏んだ床に落ちた豆を、児童も先生も何の疑問もなしに。 今、学校では小さなセロハンに包んだ豆を撒いているようです。 衛生的です。 むか...