バ リ ウ ム の ゆ く ご と 熱 燗 喉 を 越 し

あのいやらしいバリウムと熱燗は、全く別物ではあるけれど、じわっとゆっくり、今、喉のこの辺りと自覚しながら落ちていく感覚が近いような気がして。
イヤな物と、素敵なものの感覚が同じとは、おかしな話だけれど、それだけ熱燗のしみじみとした味わいが濃いということ、少しずつ少しずつ幸せが沁みてくる感じ。
とりあえず今日は終わった。
なんということなく。
明日のことはわからない。
ただこの一献が、わたしを大きく元気づけるということ。
このひとときに感謝するということ。

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