ね ん ね こ に 手 放 し の 愛 詰 め 込 ま れ

ねんねこに てばなしのあい つめこまれ

むかしは、子どもは負ぶい紐で背中におんぶして、防寒のため綿の入ったねんねこを着ました。
子どもは暖かく、母親は両手が空くので、仕事にさして支障がないところが良いところでした。
背中の子どもの体調や、体温、動きや機嫌の良し悪しがすぐにわかるという利点もありました。
いま、ねんねこ姿を見ることはなくなりました。
赤ちゃんは、抱っこ帯で身体の前に抱えるようになり、また雑踏や寒風のなか、バギーで親より先に進みます。
ねんねこに埋もれて、全幅の信頼を安堵の顔いっぱいに眠っていた子どもたちは、その後辛いことがあっても、なんとか乗り越え、大きく育ったのではと勝手に想像しています。

この句も読まれています。

い く つ も の 断 念 の 先 今 朝 の 秋... いくつもの だんねんのさき けさのあき 目標を目指し努力して達成できる有能な人もいるけれど、いろんな夢を見て順番につぶれてきたというか、諦めてきたわたしのような人もいるはずです。 あきらめたからって、不幸というわけでもなく、それなりに脇道を来てこんにちに至っているわけで、能力相応といった感じです...
長雨に 忘れたいこと のみ巡る 梅雨の長雨、雨の音を聞くために、窓を少し開けて寝る。大好きな季節なのに、もう忘れてしまった遠い昔の夢をみる。もういいのに。思い出せば、今でもやっぱり辛いのに。...
半 眼 の 蟇 ( ひき ) な れ 現 世 泰 然 と... 慌てておろおろするのが、わたしの大きな欠点です。 直そうと思ってはいるのですが、まるで事故のように、人生が展開するものですから、あっと気づいたときには、いつものおろおろ対応になりがちです。 ヒキガエルは、他の蛙例えば雨蛙のように、餌をとるとき、飛びつくようなことはなく、舌だけを出して捕獲するそうです...
竹 箒 風 に 乗 り 花 混 ざ り だ し たけぼうき かぜにのりはな まざりだし 長く見られたサクラもいよいよ散るときを迎えたようで、学校のサクラの花びらが玄関前に届くようになりました。 落ち葉を掃くときにぴんくの花びらも混じります。 いよいよ桜しべ、葉桜の季節です。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください