か ら た ち の 花 い つ ま で も 棘 の 中

からたちの はないつまでも とげのなか

バラなどとは比較にならない、強くて大きくて烈しいトゲです。

むかしは生垣に使われていたらしいのですが、あまりのトゲの激しさに、しだいに遠ざけられたものと想像します。

白い五弁のきれいな花、食用にはなりませんが黄色のかわいい実をつけます。

しかしなんせトゲがひどくて近づくことなどできません。

柳川の白秋生家に一本だけ育っています。

童謡が有名です。

作曲 山田耕筰 作詞 北原白秋

「からたちの花がさいたよ。白い白い花が咲いたよ」

山田耕筰は、幼い頃養子に出され、活版工場で働きながら夜学で学んだといいます。

自伝では、工場で辛い目にあうと、カラタチの垣根まで逃げ出して泣いたと述懐しています。

この歌は、耕筰のこの思い出を白秋が詞にしたと伝えられています。

この句も読まれています。

冷まじき 人を切る眼の 音のして もうあんたとはこれまでと、切り捨てる覚悟の眼の冷たさ まばたきが恐ろしい音をたてて、距離をおく。 そういうものを人一倍感じとる、そんなつまらない能力はある。...
道幅の 拡張されて さみしかり あちこちで道路拡張工事がさかん。昔歩いたあの道もこの道も根こそぎ潰されて、曲がったところは正されて、駅前はロータリーになって、裏道も近道もどこへ行ったんだろう。...
首 か し げ 思 案 に く れ て か た つ む り... 煉瓦の壁に張り付いている。いつからこうしているのだろう。何を思って動くのか。ぼんやりしていると、見失う。動いているんだと、改めて思う。...
蝉 時 雨 と き お り 息 の あ が り 出 し... 残暑 / kayakaya 盆も過ぎた。朝夕は、そこ此処に 秋の気配もちらほらと感じるよう になりだした。蝉は変わらずうる さく鳴くが、こころなしか休憩を 挟み出した気がする。勢いもいま ひとつ。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です